急激な温度変化で血圧が急上昇、急降下することなどが原因となり起こる、失神や心筋梗塞、不整脈、脳梗塞等を「ヒートショック」と言うそうです。
浴室やトイレは北側にあることが多いですよね。
冬場の浴室、トイレは暖かい居間や布団の中から寒い場所に移動するので、熱を奪われまいとして血管が縮み、血圧が急にあがります。
お湯につかると血管が広がって急に血圧が下がり、血圧が何回も変動します。
こういう血圧の変動は心臓に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中につながりかねません。
この対策のため脱衣所、浴室、トイレを暖かくしましょう。
脱衣室やトイレに暖房機を付けるのも良いと思います。洋便器でしたら、便座にヒターがついているものにしましょう。
熱は窓から一番多く出入りしていますので、ガラスに断熱効果のあるシートを貼るのもお勧めです。(プチプチを貼るのもいいですよ)
浴室に入る前に浴槽の蓋を開け、さらに床にお湯をまき,浴室を暖めておくのも良いですね。浴室の床にマットや簀の子を敷くのも効果があります。
安全な入浴法
①入浴は42度未満のぬるめのお湯に入り、長湯は避けた方が良いそうです。
②飲酒後は入浴しない。
③入浴前後に水分補給をする。
④つかるのは胸まで。
⑤脈拍血圧、呼吸などが変動しやすい朝の入浴は避ける
入浴中にヒートショックで亡くなる方は、全国で年間約1万4000人位いるそうです。
※これから新築あるいはリフォームをお考えの方は是非「ヒートショック」が起こりにくい断熱性能の良い、サイエンスホームで家造りをしましょう。宣伝でした。(^_^;)