色情を抱きて女を見るものは・・・

若い頃の愛読書の一冊に吉川英治先生の「宮本武蔵」がありました。武蔵の恋人お通を振り切り、道を求める姿に感じ入っておりました。

高知と違って東京では通勤網が整っておりますので、現場に行くのも電車で通勤します。ところがその頃ミニスカートが流行っておりました。

前に若い女性が座ったら、どうしても目が膝あたりにいってしまいます。(^_^;)

見たらいかん!と思っても盗み目をしてしまいます。これは私だけかもしれませんが?・・・。

しかし健全な精神と身体を持った普通の若い男性だったら、興味がなかったらおかしいと思います。

でも、聖書のなかに「・・・されど汝らに告ぐ、すべて色情を懐きて女を見るものは、すでに心のうち姦淫したるなり。もし汝の目なんじを躓かせば出して、くじり出して捨てよ、・・・」とあるのを知っていたこともあり、俺は駄目だな~と悩んだこともありました。

とてもじゃないけど、武蔵にはなれません。

しかし武蔵の「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」の言葉は、現在も家の居間の壁に貼り、励みと(眺めて)しております。(^_^;)